お知らせ

2016-11-10 13:49:00

「会話」の回で行いたいこと

最近めっきり寒くなりました。

皆様、お風邪など引かれませぬ様、お気を付けてお過ごしくださいませ。

さて、今回は「会話」の回につきまして綴ります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「会話」の回では、日常生活によくある場面を想定し、その登場人物になりきってセリフを言って頂きます。

例えば・・・

 

長年連れ添った60歳位のご夫婦の、ある日の会話です。

 

夫:「おーい、お茶!」

妻:「はーい、ただいま~」

 

さて、この会話から、皆様はどんなことを想像されますでしょうか。

 

「妻はきっと、『自分でやりなさいよ!』とは言わない様な、大人しい方なんだろうな〜」

「夫の語気が強そうだから、何かイライラして言っているのかな。奥さんは軽く受け流しているのかな〜」

「『おーい』『はーい』なんて呼びかけているから、顔が見えない距離で話しているのかな〜」

 

などなど。この言葉だけを見ると、色々な想像が浮かび上がってきます。

そこで、それらを仮にそうであると想定して、実際に口に出して言ってみるとどうなるか。

 

もし夫がイライラして言っているとしたら、どんな言い方になるのか。

妻はどんな想いで答えているのか。

 

これらのことを意識して発話すると、その人物の想いが言葉に乗り、言い方が変わってきます。

強い口調だったり、早口だったり、のんびり答えたり。

 

こうして、言葉に表情が生まれるとどうなるか。

その言葉を発している人の気持ちが伝わりやすくなります。

それを、この朗読サロンでは、日常生活における「生きた言葉」と呼んでおります。

 

また、何を言いたいのかをはっきりさせることも大切です。

 

「おーい、お茶!」なら、「コーヒーでも紅茶でもなく、お茶が欲しいのだな」

 

赤字の箇所の言い方も、「強めたり」、「ゆっくり言ったり」、「一呼吸置いてみたり」、

様々です。

これらは、日本語音声学ではそれぞれ、「強調」、「速さ」、「ポーズ(間)」と呼び、

日本語の持つ表現方法であると言われております。

 

…少し演劇っぽい印象を持たれるかもしれませんが、発話の練習は、

普段以上に口を大きく開けて、少し大げさなくらい表現してみた方が効果があると思います。

 

色々な場面を想定して、一緒に会話を楽しんでみましょう♪